富士フイルム、花王との共同研究により非反応型(*1)持続性染毛染料“レインボー染料”の開発に成功

2017.09.21 15:45

富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)はこのたび、花王株式会社(社長:澤田 道隆)との共同研究により、独特の高精細な発色や自在な色彩表現を可能にし、毛髪内部に浸透して抜けにくい非反応型染毛染料「レインボー染料」の開発に成功しました。

また、富士フイルムは、「レインボー染料」を高品質に量産できる製造法を開発し、花王に供給いたします。

◆詳細はWebページをご覧下さい。

  ⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_1223.html?link=atp

「レインボー染料」は、当社が写真感光材料の研究開発で長年培ってきた、色鮮やかな発色を実現する染料の分子設計・合成技術と、花王グループが長年の毛髪研究を通して培ってきた知見から生み出した毛髪制御技術を融合することで実現したものです。

<レインボー染料の特長>

(1)三次元的で奥行きのある高精細な発色富士フイルムが写真感光材料の研究開発で培った染料の分子設計・合成技術と、花王が毛髪研究で培った毛髪内への染料の浸透深度を精密に制御する技術の融合により、鮮やかな色を発するとともに、奥行き感のある立体的な色彩表現が可能。

(2)自在に色彩表現できる調色鮮やかな3原色(赤、青、黄)の染料を組み合わせて、幅広い色合いを自在に表現可能。

(3)非反応性と高い持続性を両立染料の分子サイズと電荷制御を工夫することで、皮膚は染まりにくく、毛髪は染まりやすい特性と、高い持続性を実現。

富士フイルムの主力製品であったカラーフィルムは、約20ミクロンの厚さの中に機能の異なる20もの層を均一に塗布し、またそれぞれの層にはハロゲン化銀を始め、100種類以上の化合物を精緻に配置するなど、非常に高度な技術が必要な製品です。富士フイルムは、写真フィルムの研究開発を通じて、これまで粒子形成や精密塗布、化合物の合成・量産など数々の技術を蓄積してきました。写真感光材料などの研究開発で独自に開発した化合物は約20万種におよびます。なかでも染料については、特長ある性能を付与した染料の研究開発を行い、4万種を超えるライブラリを保有しています。当社は、これらの化合物を活用し、さまざまな分野のお客さまと共同研究・協業しながら、世の中に新しい価値を提供できる高機能化成品・材料の開発にも積極的に取り組んでいます。今後も、「レインボー染料」のようなオープンイノベーションを創出していきます。

富士フイルムは、これからもあらゆる資産を最大限活用して、真の顧客ニーズを捉えた製品・サービスを次々と創出することで、新たな価値を社会に提供し続けていきます。

*1 ヘアカラーとして主流の酸化型染毛剤は、有効成分内の複数の化合物が毛髪中で酸化して結びつくことで発色し、毛髪内で色を定着させます。レインボー染料は、あらかじめ発色した染料を用いることで、酸化反応を伴わずに染毛できるため、「非反応型」と呼んでいます。

富士フイルムニュースリリース一覧

  ⇒ http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/index.html?link=atp

富士フイルム株式会社

  ⇒ http://fujifilm.jp/?link=atp

※リンク先は本件掲載時点の情報であり、予告なく変更になる場合があります。

※本ページに記載している地名・人名など一部の文字で表示できない旧字体は新字体または平仮名に置き換えている場合があります。

※本ページに記載している個々の文章、図形、デザイン、画像、商標・ロゴマーク・商品名称などに関する著作権その他の権利は富士フイルムまたは原著作権者その他の権利者が有しています。

同じカテゴリの記事

カテゴリ一覧